lundi 1 août 2011

パリに向かう気分が少しだけ


 「光る波」 北村治禧 (1915 - 2001)


もう8月である。同時に、日本滞在も3週目、最後の週に入った。少しずつ日本との距離感が出てきて、仕事関係の本に向かうことに違和感がなくなっている。今日はその中の一つを読み始める。四半世紀前にその関係者が熱を以って始めたワークショップの記録になる。しかし、その熱は根拠の弱いものだったようで、それ以後、そのシリーズは計画されなかった。今回この本を手に取ったのは、その経過をこの目で見て、眠らせたままでよいのか、別の形で蘇らすことができないのかなど、自ら判断してみようと思ったからだ。


途中、ヨーロッパの景色を味わうため 「アンダルシア 女神の報復」 を観る。外国での日本人の芝居はぎこちなく見えるものだが、昔に比べると格段によくなっている。








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