dimanche 28 août 2011

ランデブーの後、シャイム・スーティンを発見 Chaïm Soutine



今日は午後からチュイルリー公園でランデブーがあった。お相手は大学で化学を教える傍らサイエンスライターをされたり、国際化学オリンピックの運営にも関わっているというYさん。この夏、ご家族連れで調査研究に来られている。ブログを見て、珍しい道行の途中にいる、つい最近の言葉で言えば atopos な人間に一度会ってみたいということだったのかもしれない。わたしの方は、日本の大学教育、特に科学の歴史や哲学に関する状況をお聞きしたいと思っていた。現場での具体的な話や教育関係者のお知り合いの話も出てきて、参考になることが多かった。また、先日計画したばかりの 「科学から人間を考える会」 についてもご存じだったので、若い世代にも会の案内をしていただくようにお願いした。将来さらにお世話になることがあるかもしれない。




La jeune anglaise
(vers 1934)




Portrait d'homme (Emile Lejeune)
(1922-23)


ランデブーは丁度オランジュリーの前だったので、4年もいてまだ入ったことがなかったその中に入ることにした。型通りモネの睡蓮の二つの部屋を見る。どこの空間を切り取っても曲線が美しい。地下に移ってセザンヌ、ルノワール、ユトリロ、モディリアーニ、マティス、シスレーなどを味わう。そして、この方の風景、静物、肖像が溢れる部屋に入った時、迸り出るエネルギーを感じる。

 シャイム・スーティンChaïm Soutine, 1893.1.13 - 1943.8.9)


ベラルーシ出身のユダヤ人画家。20歳の時パリに出てくる。第二次大戦中にパリで50年の生涯を閉じている。いずれゆっくりと触れてみたい。

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