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jeudi 8 décembre 2011

「科学から人間を考える」 試みのまとめをする



昨日のこと。今回東京で始めた小さな試み 「科学から人間を考える」 に参加された方から届いたメッセージをまとめて読み直す。そうしているうちに、これをわたしだけで留めておくのはもったいないと思い始め、専用サイトに公表することにした。それを読んで考えていると、次に向けての改善点などが見えてくる。このような二方向、三方向の流れが新しい道を探し出す上で大切になるのだろう。

第1回のまとめは、こちらです。

今回参加された方の多くはブログ経由で、当日このブログについての感想を伺ったり、ブログをもとに書かれたエッセイを手渡していただいたりと身に余る言葉を味わうことになった。中にはパンフレットを置かせていただいたアテネ・フランセやポスター掲示をお願いしたいくつかの大学で情報を得て参加された方もおられ、ブログの外に働きかける大切さにも気付いた。

改めて、試みに参加された皆様、コメントをお寄せいただいた皆様に感謝いたします。



samedi 26 novembre 2011

この夏からの試み、終わる



この夏に突然産声を上げた小さな試み 「科学から人間を考える」 の第1回が11月24日(木)、25日(金)の両日、賛同者の参加を得て無事に終了した。講師の話の後、想像を遥かに上回るディスカッションが続き、わたし自身は嬉しい気分であったが、会場となったカルフールの皆様にとっては迷惑千万なことであったと忸怩たる思いである。これからの試みには、もうひと工夫必要かもしれない。参加された皆様、また終了時間の大幅な延長にもかかわらず寛大な対応をしていただいたカルフールの皆様に感謝したい。

今回、会場の制約があり討論時間を充分に取ることができなかった。講師の発表時間と同じくらいかそれ以上の時間があると、余裕を持ってもう少し自由に意見交換ができるのではないか。また、会の終了後に参加者同士がざっくばらんにお話できる時間があった方がよいのではないか、などの声も耳に入ってきた。確かに、この世に偶然はなく、あるのは約束された出遭いだけだと言った詩人もいた。これからのやり方を考える上で参考にさせていただきたい。

これからの予定は今のところ以下のように考えています。

第2回: 2012年4月
第3回: 2012年9月
第4回: 2012年12月

詳細が決まり次第、この場でも紹介する予定です。
今後ともよろしくお願いいたします。



mercredi 19 octobre 2011

「科学から人間を考える」 試みのお知らせ (3)



以前に 「科学から人間を考える」 試みを11月24日(木)に開くというお知らせを出しました。どれだけの方が興味を示されるのかわからずに、とにかく発車した会でしたが、お蔭さまで参加者がほぼ定員に達しました。参加を希望されている皆様に感謝いたします。

会までにまだひと月を残しており、またできるだけ広く語りたいという思いがそれに重なり、この機会に同じ内容の会を翌日の11月25日(金)にも開くことにいたしました。場所、時間などは同じですが、定員が約15名の部屋になっています。いつものように急な決定になりましたが、興味をお持ちの方の参加をお待ちしております。

また、会場の定員には幅があるようです。24日の会に参加を希望される方がおられましたら、その旨ご連絡いただければ幸いです。年末の忙しい時期に重なりますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。




「科学から人間を考える」 試み

第1回 「科学と哲学を考える」 (その2)

日時: 2011年11月25日(金)
午後6時半~8時

会場: カルフール会議室 (定員: 約15名)
Carrefour
東京都渋谷区恵比寿4-6-1
恵比寿MFビルB1


参加費:
高校生・大学生 (無料)、一般の方 1,000円
会場で飲み物1杯の注文をお願いいたします。

参加予約が必要になります。

会の詳細は下記のサイトをご覧ください。

「科学から人間を考える」 試み






vendredi 19 août 2011

「科学から人間を考える」 試みのお知らせ

科学に対する理解不足のために起こる不利益や不都合が多くなっています。その背景には科学を歴史、哲学などの広い視野から考える習慣の欠如があるように見えます。このような認識のもとに、今回、科学を歴史的、哲学的な視点から考え直す場として 「科学から人間を考える」 を設けることにしました。最初の会を以下の要領で開催いたします。このような考え方に興味をお持ちの方、忙しい日常を離れて 「もの・こと」 を見直してみたいと思われている方、また高校生・大学生など社会に出る前の方など、専門を超えた幅広い参加を歓迎いたします。

日時: 2011年11月24日(木)
午後6時半~8時

会場: Carrefour カルフール会議室 (定員: 約20名)
東京都渋谷区恵比寿4-6-1
恵比寿MFビルB1


参加費: 高校生・大学生 (無料)、一般の方 1,500円

参加予約が必要になります。

会の詳細は下記のサイトをご覧ください。





mercredi 17 août 2011

「科学から人間を考える」 試みのお知らせ、あるいはグレゴリー・ベイトソンさんのこと



すでにこの場でも折に触れて書いてきたが、こちらで科学という営みや自らの研究生活を振り返り、日本の状況を目にする中で気付いたことの一つに科学という人類の営みを支えきた精神活動 (科学精神と言うべきもの) に対する理解の不足がある。それは科学に留まらず、あらゆる目の前で起こっていることに対して、そのことは本当はどういうことなの?と一度立ち止まり、囚われを取り払って考える哲学的な姿勢が乏しいのではないかという印象が拭い去れない。その態度は、結局われわれの生に不利益を齎すことになっていないだろうか。

日本に帰った時に研究者に向けてこのような考えを話す時、同じような認識は多くの方に共有されているのではないかという感触を得るようになった。と同時に、研究者の枠を超えた方々と考えを交えることでより豊かなものが生れるのではないかとも思うようになった。そこで一つの具体的なアイディアを思いついた。それは、日本に帰った時に専門領域を離れた幅広い方々とこの問題を話し合う場を作ってはどうかというものだ。いつものように一瞬のことであった。


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最初の試みを仮に 「科学から人間を考える」 として、以下の要領で会を開くことに致しました。会のサイトはこちらになります。興味をお持ちの方のご参加を歓迎いたします。よろしくお願いいたします。

日時: 2011年11月24日(木)、午後6時半~午後8時
場所: Carrefour カルフール会議室 (定員約20名)
東京都渋谷区恵比寿4-6-1  恵比寿MFビルB1
電話: 03-3445-5223
http://ebisu-carrefour.com/

案内パンフレット






今朝、メールボックスを開けると、先日ニューヨークであった生物記号論の会から嬉しい案内が届いていた。それは、科学・哲学・人間・環境の問題を考え続けたグレゴリー・ベイトソンさん (1904-1980) の娘ノラさんが彼の映画を作ったというニュースである。予告編を見る限り、非常に興味を惹かれる。この世界に繋がっていないものなどあるのか、という彼の言葉が重く響く。哲学者ジェリー・ブラウンが出てくるのもわたしを喜ばせる。それにしても、科学と哲学と人間というキーワードを弄んでいたその朝にこんな知らせが届くとは何というタイミングだろうか。

ジェリー・ブラウンがカリフォルニア州知事に、懐かしくもあり嬉しくもあり (2010-11-22)