« Le hasard n'existe pas, il n'y a que des rendez-vous » (Paul Éluard)
「偶然は存在しない。あるのは約束された出遭いだけだ」(ポール・エリュアール)
vendredi 8 avril 2011
歩みを止める効果
こちらに移るという中には流れを変えるという意味があり、気分に任せて書くという中には歩みを止める効果があるように感じている。毎日書く必要がないんですよ、と自分に言う効果は計り知れない。結果としてそれが毎日になろうが、である。
ところで、昨日のルナンさんに関する昔の記事を読み直している時、その昔こんなことを書いていたのか、という想いでゆっくり読み返すことができた。もちろん細かいことは忘れているが、読むうちにほとんど蘇ってくる。実に不思議な時間である。これまで昔の記事を引用することはあったが、じっくり読み返すことはほとんどなかった。読むべき人が動いているので致し方なかったが、こうして歩みを止めた状態で読んでみるとこれまでの時間が凍りついているように見える。対象が固まり、観察者も動きを止めているので解析しやすいように感じる。
その状態で見直すと、結構いろいろなものが詰まっていそうである。これからの時間、新しく取り込むのを少し控え、これまでの6年間に触れた中から好みのものを選び、それを少しずつ深めていくのも面白いのではないか。そんな考えが過っていた。その時、朝日を浴びた窓ガラスの反射が横のビルの壁にほんの一瞬映し出され、そして消えた。
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