寝る前にパソコンを覗くと、このニュースが目に入ってきた
Décès du trompettiste classique Maurice André à l'âge de 78 ans
トロンペティストのモーリス・アンドレさん(1933-2012)が78歳で亡くなった
文化相のフレデリック・ミッテラン氏はコミュニケを発表
「『世紀のトロンぺティスト』はこの楽器をピアノやバイオリンと同じレベルまで持って行こうとしていました」
サルコジ大統領もこう続けた
「最も偉大なトロンぺティストは多くの家庭を空虚なものにするでしょう
彼のお蔭でクラシック音楽に初めて触れた家庭も稀ではないと想像されるからです」
トランペットに明け暮れていた学生時代には大変お世話になった
彼のレコードはほとんど持っていたのではないだろうか
成功したとは思えないジャズの試みまで
彼が出現してからトランペットのイメージが一変した
苦しみながらの演奏ではなく、滑舌がよく、楽器が体の一部になっているのだ
生の演奏をニューヨークと日本で聞くことができたのは幸いであった
前ブログ・前々ブログでも取り上げている
水漏れの後、モーリス・アンドレとアリソン・バルソムが現れ、そして大晦日に (2008-12-31)
モーリス・アンドレ MAURICE ANDRE, UN QUART DE SIECLE APRES (2006-4-13)
こういうニュースを聞くと、時が確実に流れていることを感じる
ヨーロッパの雰囲気溢れる演奏を味わいながら、彼の音楽とともにあった時間を思い出してみたい
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