昨日の夜、どんよりした頭で一昔前の映像を観る
安藤忠雄(1941-)、瀬戸内寂聴(1922-)、中坊公平(1929-)の三氏による鼎談である
当時も観ていたのではないかと思うが、確かではない
出てくるお話は、この場で触れている話題とも繋がっている
運命を静かに受け入れ、抗おうとしない日本人の姿が出てくる
これも日本的な特質ではないかと思えるほど、これまでになく際立って見える
ここで語られている問題は何一つ解決されず、さらに生々しくなり今も身近にあることに驚く
まず頭の中を変え、そこから行動へ向かうこと
この流れがわれわれの体に馴染んでこなければ、何も変えることはできないのではないか
昨日に続き、そんなことを思う
その過程で重要になるのは、敢えて言葉にすれば、哲学的営みのはずである
囚われのない羽ばたくような思考がまず求められるはずである
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