ルソーさんの言葉に刺激されたのか、昨日は寒風をついてたっぷり歩く
途中に入ったリブレリーで Pensons ailleurs というタイトルに惹かれて手に入れる
モンテーニュさんの考えが出てくる
「生きていることを感じる幸せ、生きるとは動くこと
門を通り、橋を渡り、フロンティアを超え、遠くに旅立ち、他の場所で考える」
旅を愛したモンテーニュさんに相応しいお考えだ
最初の一文、昨日のルソーさんと響き合う
しばらくすると、この本の雰囲気にどこかデジャヴュ感があることに気付く
このところ稀ではないので、ひょっとしてと思い、帰ってから奥の本棚を探してみる
悪い予感が当たり、8年ほど前に手に入れた初版本が現れた
フランス語を始めて3年目の頃である
こちらを読んでみると、ほとんど同じところに線が引いてあり、再度驚く
捉え方は少し深まったと思いたいが、感受性の向かうところは変わっていないということか
散策中、何かを踏みつけたような感じがした
気になって戻ってみると、この上を通ったところだった
散策の合間、2軒のカフェで書きものと読み
少しずつ冬眠から覚めつつあるようだ
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