mercredi 26 décembre 2012

久し振りのエドガール・モランさん


久し振りに雑誌 Le Point を手に取った

年末の2週をまとめたもので、4.50ユーロ

フランスを特徴付けるお城の特集がある

「思想」の欄には、最近日記を出版した御年91のエドガール・モラン(Edgar Morin, 1921-)さんが出ている

Journal 1962-1987 (1180 p, Seuil, 2012)
Journal 1992-2010 (1296 p, Seuil, 2012)

以下、モランさんの言葉から

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科学が進んでも、そこには論理では説明できないものが残る

われわれは常に神秘に囲まれている

生命の創造性はその一つだ

その時に信に逃げ込むのではなく、神秘を前に驚き、探求する姿勢を保ちたい

社会を変革することは、望ましいことであり、可能でもある

20世紀の革命の失敗を見てきた人間として、これからは地球規模の変容を求める

自由、表現の権利に対するすべての制限には強く反対する

社会構造だけではなく、われわれの生活、思考の構造を変える必要がある

すべての大きな変化は、目に見えないところから始まる

 現実はいつも曇っていて、どこにでも見られる変化の兆しに気付かない

これからもすべてに興味を持ち、複雑に考えて行きたい

わたしを生かしているものは、愛であり、友情であり、好奇心だ


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