雑誌 L'Express の年末大特集はインド
85ページを割いて広範に扱っているので、今後の参考になりそうだ
この雑誌の最後には 「パースペクティブ」 という欄がある
混迷の時代にあるフランスが目指すべき方向性を提案している
その野心を表現するために彼が選んだ4Fとは、以下の4つである
Fluidité、Fraternité、Francophonie、Fédéralisme
Fluidité は社会の流動性を意味し、イノベーションを奨励し、仕事の柔軟性を促進する
Fraternité は異なる階層間の財政的、社会的、政治的、文化的な連帯を意味している
流動性やイノベーションがポジティブに受け入れられるために必要になるものである
Francophonie は、フランス語を話す人たちを大切にし、文化的、政治的、経済的な力にすることを指す
現在、フランス語を母語とする人口は2億2千万人
特にアフリカでの文化的存在感が維持されれば、その数は35年で7億人に膨れ上がると予想されている
3倍にまでなる言語は他にないという
この機会を生かすには、文化、教育、留学生に対する投資が不可欠になる
そして最後のFは、Fédéralisme Européen
民主的な統合を強化する方法が示されなければ、ユーロ圏の破綻は避けられない
高級官僚にすべての決定を任せている状況に耐えられなくなるからである
フランスは状況の変化に備えなければならず、国益をどう護るのかについて考えなければならない
ヨーロッパ連邦制は、フランスの主権を護る上で一つの重要な要素になる
ヨーロッパ連邦制は、フランスの主権を護る上で一つの重要な要素になる
こう提案した上で、議論を求めている
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