mercredi 12 décembre 2012

治らない思い込み、やっとのことでアパルトマンに


昨夜、パリに戻った

わがアパルトマンに着き、3週間ほどの疲れを癒そうかと思って鍵を開けようとする

ところが、ドアが開かないのだ

そう言えば、この不在中に検査があるようなアノンスが出ていた

人が入って、これまで使ったことのない二つ目の鍵をご丁寧にも閉めてくれたと結論

手持ちの鍵をいくつか試すが、全く合わない

何ということかという思いとともに、近くのホテルを探すことにした

不思議なことに、この状況でも心は凪 

重い荷物を二つ持って心当たりのホテルへ

すぐに見つかるかと思いきや、このあたりでもコンプレだという

3軒目も今週いっぱいはコンプレ

そこでもう1軒紹介される

これが駄目なら、メトロで一泊との思いも浮かぶ

街が冷たくこちらに立ち向かってくる

幸い、4軒目で空室が見つかった

この辺りにこんなにもホテルがあったことに驚く

高級とは言えないが、高いホテルだった

が、仕方ない

アパルトマンからそれほど離れていない宿に泊まるというのも不思議な感覚である



一夜明け、ガーディアンのところへ予備の鍵をもらいに出向く

しかし、そこにある鍵でも開かない

一体どうしたことか

と思いながら、最後に残ったものを試すとドアを開けてくれた

 その鍵はここには合いそうもない形をしているので、最初から除外していたのである

 それから徐に自らの鍵の束に目をやって驚く

ちゃんとあるではないか

昨晩もそれがここの鍵のはずがないと決めてかかっていたのである

この手の思い込み、決めつけがよく観察される

それを試してみようという気持ちさえ抑えてしまうのだ

どうしても治すことができない病気である

 今回の治療費でも足りないだろうか



長い一夜だった

まさにセラヴィ

久しぶりのアパルトマンで朝のカフェを味わう




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