mercredi 28 septembre 2011

「自由意志」 を聴き、"Les Hommes libres" を観る



昨日が遅かったせいか、スロースタートになった。

今朝はBBCの哲学Podcastsにあった自由意志(Free Will)を聴きながらの遅いプティ・デジュネ。軽快に話が進むので気持ちがよい。ウィキなどで関連の概念や哲学者について読む。決定論と自由意志との関係が問題になる。この二つが両立するという立場と決定論の下では自由意志はあり得ないとする立場の両極の間にいくつかのニュアンスがあるようだ。また、この問題と道徳が絡んでくる。この世界が決定論で動いていて自由意志の入る余地がないとすれば、道徳は成立するのかというところに行く。拡がりの大きな問題で、いずれじっくり考えなければならないだろう。

午後からは読みに出る。今日は少し歩いただけで汗が滲み出る暑さだった。2-3時間だったが、珍しく集中できた。読んだ対象がよかったのだろう。これからに繋がる糸が一つ見つかったようで、このところの滅入る気分が少しだけ晴れる。その勢いで「自由の男たち」を観ることにした。




第二次大戦中のナチス・ドイツに占領されたパリが舞台。アルジェリアから来た男が闇で取引していたために捕まる。そこで警察に取引を持ちかけられる。レジスタンスやユダヤ人に力を貸しているのではないかと疑われている導師のいるモスクに入り、そこで起こることをすべて報告するように言われる。

全編を流れるアラブの音楽を堪能する。
そして、モスクでの生活の様子も味わうことができた。
この映画、今日が初日だったようだ。




途中、印象的なトランペットの音楽が流れていた。最後に、イブラヒム・マールーフさんであることがわかる。前ブログで取り上げた方である。改めて、味わってみたい。


自分の声を聞いてみれば(2010-07-07)


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