jeudi 15 septembre 2011

科学と哲学の良い関係とは



昨夜、手元の資料の山をひっくり返していたところ、面白い論文が出てきた。今朝、バルコンに出て関連するものと一緒にいくつか読む。哲学が科学の中で、あるいは科学に対してできることについて、哲学者が反省を込め、将来に向けて書いている。わたしも興味を持っている問題で、これまでに考えてきたことと重なるところが多かった。

いずれの論文も科学と哲学が新しいより豊かな知の確立のためには必要であるとしていることでは一致している。その中の一つに両者の交流が重要であると指摘している人がいる。それは学際的などと称して偶にシンポジウムをやるくらいでは駄目で、実質的で恒常的な交わりが必要だと言っている。さらに、哲学者が自らの問題や言葉に酔ってしまい、その中に留まっているとすれば科学者は全く興味を示さないだろう。科学者をとにかく交流の場に引っ張り出すには、それなりの問題の提示の仕方があるのではないか、と自省している。この著者とともに自らを振り返っていた。

午後には残っていた資料の片付けを一応終える。これからも頻繁にひっくり返し、頭の中をカオスのように埃だらけにしてから仕事に取り掛かるのも面白いかもしれない。頭だけではなく、体にも良さそうである。


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