mardi 24 décembre 2013

映画 "Mandela: Long Walk to Freedom" を観る


今月5日に亡くなったネルソン・マンデラ(Nelson Mandela, 1918-2013)さんの映画を観る

Mandela: Long Walk to Freedom (2013)

official site

 
南アフリカは日本から見ると遠い国である

日本にいる時には、ニュースになっても現実感がなかった

例えば、アパルトヘイトなどは中学でも聞いているはずだが、具体的なイメージは持っていなかった

それから、1976年のスウェト蜂起などは同時代で覚えている

しかし、この映画で初めてその現実の一端を垣間見ることになった

それは想像を超えるものであった

そのような体制の中でマンデラ氏は生き、行動していたことになる

その具体的なコンクストが見えて初めて、マンデラという存在の凄さが際立ってくる


マンデラ氏釈放後、すぐに落ち着いたのかと思っていたが、そうではなかったことを今回知った

白人とはあくまでも戦うべきだという人達がいたのである

そして、2番目の妻ウィニーさんもさらに戦うことを主張

暴動は続いていたようだ

しかし、マンデラ氏は平和しか解決はないとして、二人は決別する

27年以上に亘る空白は埋めようがなかったのかもしれない


結局、マンデラという存在は大義(cause)とでも言うべきもののために生きたことになるのだろうか

その大義とは、人間が尊重すべき自由を遍く人に齎すこと
 
そして、自由は勝ち取るものであること

そのことを示すために、彼は生を受けたようにも見える



全編を流れる音楽がアフリカの匂いとエネルギーを伝え、風景とともに印象に残った

soundtrack










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