mardi 15 janvier 2013

ずっと独我論者だったのか

Anatole France, torse nu (1919)
Antoine Bourdelle (1861-1929)


週が明け、寒い日が続いている

昨日の夕方は白いものが見えた

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先日のバルコンでのこと

この目が体を抜け出しわが生活を眺めた時、一体どんな感慨が湧くのだろうかという疑問が生まれる

何が楽しいのかわからない随分と単調で不思議な生活に見えるのではないか

こちら側にある目から見ると、どこか体が消えているようなところがあり、そんな疑問は湧いてこない

これ以外にはあり得ない生活なのだ

何もしていないように見えるが、頭の中では何かが進行していてそれを眺めている

それはこれまでには見たことのない眺めなのである


ところで、最初から内面生活を認めず、行動だけがその存在を知らせてくれるとする立場がある

行動主義(behaviorisme)である

人の心を誰にでもわかる形で知ろうとするので、入力と出力で調べる

しかし、入力と出力だけでは捉えられないことがその間で進行しているのは感じることができる

客観的、科学的であろうとするあまりの主張に見える
 

その一方で、この世界に存在しているのは自分の精神だけだという立場がある

独我論(solipsisme)だ

ひょっとすると、このわたしは独我論者ではないのかという疑問が湧く

 他の精神の存在を認めないのだから、どんな生活であろうがその判断は自分の精神だけに任される

 しかし、人と交わっている時にそうであったとも思えない

 今、庵の生活度が増しているからそう感じるだけなのか


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濃い週の初めである

一日がかなり長いものであることを感じている




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