Farm (1999)
Gerhard Richter (1932-)
来週の11日(火)・12日(水)と 「科学から人間を考える」 試みを行うことになっています
今回は 「正常と病理」 をテーマとして、生きることと不可分な健康と病気の問題を考えることにしました
最初に30分程度講師が話した後、意見交換するという形式で行います
そこで話すことは、今のところ次のようなことを考えています
病気というものがどう捉えられてきたのか、正常、病理、健康、病気とは一体どういう状態なのか、
病気を経験すること、あるいは病気が治るとはどういうことなのか
これらの問題について、主にフランスの哲学者ジョルジュ・カンギレム(1904-1995)を軸に考える予定です
この哲学者は、わたしが「正常と病理」という問題に出会う切っ掛けになった方でもあります
そして、この世界からなくなりそうもない病気はわれわれの生にとってどのような意味を持つのか
そこまで考えることができれば、と思っています
よろしくお願いいたします
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