samedi 22 septembre 2012

秋のバルコン、九鬼周造のエッセイを読む


前ブログに届いたコメントの中に、醸し出される雰囲気が九鬼周造(1888-1941)のそれと重なるという言葉があった

その記事を見つけることはできなかったが、以下にこの哲学者について触れている

読者との興味深いやり取りも残っている



この接触が頭の何処かに残っていたのか、今回の日本で 『九鬼周造随筆集』 に手が伸びた

今朝の寒いバルコンでいくつか読んでみた

「青海波(せいがいは)」
「偶然と運命」
「回想のアンリ・ベルグソン」
「秋」
「秋の我が家」
「ある夜の夢」
「岡倉覚三氏の思出」

そして、菅野昭正氏による 「解説」


 どのエッセイも実にすんなり入ってくるのに驚く

興味の向かう方向にもどこか通じるものがある

フランスの影響を受けていることも関係あるのだろうが、それだけだろうか

秋の日差しを浴びながらの満ち足りた時間となった



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