jeudi 3 novembre 2011

今朝もギリシャ問題



日本がTPP、原発ならば、こちらはギリシャになるのか。まだ厳しいディスカッションが続いているが、昨日よりはやや落ち着いてきているような印象がある。まだ最終的な文言は決まっていないようだが、ギリシャがユーロ圏に留まるかどうかの国民投票を12月4日することに同意したようだ。ギリシャ国内の政治状況も不安定で、与党は僅か2票上回っているだけ。明日にでもパパンドレウ首相の信任投票があり、その後に国民投票をするかどうかの投票があるという。不信任になれば政権が倒れ、直ちに選挙になる可能性がある。そうなればさらに先行きが見えなくなる。しかし、おそらく信任はされるだろうが、国民投票の方は読めないと見る人が多いようだ。

EUを牽引するメルケル首相とサルコジ大統領をメルコジと揶揄する表現があることを知る。今回、このお二人がギリシャに問答無用で要求を飲むように言えなかった (少なくとも形だけは) 背景には民主主義の問題があるようだ。民主主義の大陸で最終的に自らの運命を自分で決められないことになると禍根を残すということだろう。来月には金がなくなるというギリシャだが、金を受け取れるのは国民投票まで。ユーロ圏から離脱になった場合、どうなるのだろうか。イタリアも同じような状況にあるという。結局世界は繋がっている。古代ギリシャのみならず現代ギリシャの状況をもう少し追う必要がありそうだ。



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