mercredi 20 février 2013

「ポール・リクールのウィ」 を読む


今週は中庭の剪定で五月蠅い

今回は徹底的にやっていて、ほとんどが幹だけにされている


先日のリブレリーで哲学者を語っている絵本を見つけ、上の2冊を手に入れる

まず、ポール・リクール(Paul Ricoeur, 1913-2005)さんの方を読んでみた

Le Oui de Paul Ricoeur (2012) 

「こと」を簡単に済ませようという書き方ではなく、ゆっくりと進んでいる

小冊子ながら結構読み応えがある

このシリーズ面白そうである


リクールという方は小さい頃から肉親の死が身近にあった

この世に生を受けた時に母親が亡くなり、2歳の時には第一次大戦で父親を失う

そして祖父母に共に育てられていた妹さんを結核で失う

この世では何も正当化できず、不幸を癒すものは何もないことを理解した

以前に写真を見た時、その目に漂うメランコリーには気付いていた

そのことが関係していたのだろうか


本に囲まれ、本の中に生き、読み、読み直す生活をしていたとある

そして、この生を肯定する道を模索していたようだ





Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire