samedi 10 novembre 2012

メタフィジークについての言葉


久し振りにビブリオテークへ

年の瀬を感じさせるポスターが目に入った

MK2のリブレリーでのこと、題名が隠れた小さな本を取り上げる

いつもの期待とともに

アンドレ・コント・スポンヴィル(André Comte-Sponville, 1952-)さんの La philosophie だった

クセジュで『哲学』として訳されている

ざっと目を通しただけだが、哲学の捉え方がしっくりくる

 こちらに来てから気になっているメタフィジークについて、こんなことを言っている


 哲学するとは、知り得ることを超えて考えること

形而上学をするとは、考え得る限り、考えなければならない限り考えること

知っている以上のことを言わないのだとしたら、哲学を諦めて科学をやるしかない

知り得ることを対象にするのが科学で、知り得ないことを対象にするのが形而上学だからだ
 
 哲学を止めると、科学がわれわれに何を教え、何を知らせないのかについて自問することもできなくなる

メタフィジークの放棄は、何ものも齎さないのである


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