mardi 27 novembre 2012

懐かしの学友と広く語り合う

池田和郎氏(東京海上日動火災保険)と深津亨氏(埼玉医科大学)


今年は学生時代以来の再会を果たした方が何人かいる

今夜はその中のお二人と今年2度目の顔合わせとなった
 
長い仕事の時間を経て、これから人生後半に向かう時には相応しい出会いであった

深津氏は目に見えないものを相手に仕事をされているので、哲学とは近い関係にあるのかもしれない

9月に帰国の折、わたしの話を聴くためにわざわざ足を運んでいただいた

 神経心理学会で話が繋がり、驚く (2012-09-15)


今夜の話題は、人生のこの時期には自然に出てくるのだろうか、歴史や哲学が中心であった

その中には日本社会の特徴をどう見ればよいのかということも含まれていた

日本の哲学のあり方についても話が及んだように記憶している

ポイントになるのは、日本の文系世界のあり方、文化ではないかというところに落ち着いた

その背景には、理系に比べ世界に向けての開かれ方が遅れているという認識があるように感じた


科学や医学の中だけではなく、そこから出て専門を相対化してみることがやりやすくなるのはこれから

少し視野を広げてみると、そのような年代の人間の見方を活用することは社会を重層的にするのではないか

 単に労働力として使おうとするのではなく、彼らの頭の中を活用すること

ひょっとすると、未来を拓く切っ掛けがそこから生まれるかもしれない

そんな考えも浮かんでいた


話の中で、わたしをエピキュリアンだ評する声が聞こえたことを思い出した

自分の観察もそれほど離れていないので、その見方には異論はない

ただ、正しい意味でのエピキュリアンという条件付きでのことだが、、、


 
今夜のような時空を超える話はわたしの脳を喜ばせてくれる

これからもこのような機会を大切にしていきたいものである




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