来月には87歳になるアルベール・ジャッカールさんのインタビューがあった
ユートピアを提唱するのが義務になる年齢に達したと語る科学者にして哲学者である
これまでに Mon utopie も含めて何冊か手に入れているが、ゆっくり読む機会は訪れていない
このインタビューで、こんな言葉を残している
年をとる、経験を積む
それは、現在に満足するのではなく、未来を考えることが自然になることである
若い時には言えなかったことを、言わなければならなくなることである
ユートピアを信じる者(utopiste)であるということは、小さな断片ではなく、すべてを要求すること
常に理性を持つこと
新しいユートピストは極限まで行く人
歴史的に見ても、中途半端なユートピストは裏切るのである
エティエンヌ・ド・ラ・ボエシー (Étienne de La Boétie, 1530–1563)の哲学を瞑想した人たちがいた
若くして亡くなったラ・ボエシーは、モンテーニュの極めて親しい友人だった
前ブログAVFPに記事がある
ラ・ボエシーの哲学は、他者と出会うことを極限まで欲する
『自発的隷従論』(Discours de la servitude volontaire)にはこう書かれているという
人間は強制されるからではなく、自ら欲するから奴隷になるのである
したがって、自発的隷従と闘わなければならない
そこに制限があってはならないのである
ジャッカールさんのユートピアでは、学校が中心的な意味を持っている
その役割は職業教育ではなく、それぞれが自分自身になり、自ら選択することができるようにすること
つまり、人間をつくること
真の人格をを持った人間をつくること
その人格は、人生の全行路における冒険から生まれる
そして、冒険の中心にあるものは、出会いである
そして、冒険の中心にあるものは、出会いである
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