mercredi 14 novembre 2012

科学と哲学の重なるところ、そして知の変容


今夕、講演会を聴きに出かける

L'observatoire du réel というシリーズで、今日は Jean Staune さんのお話

タイトルは Vers un ré-enchantement du monde 

科学が生み出す知の変容に合わせ、この世界の見方を新しくしようとする意図が込められている

初めての参加で、場所も初めての Musée Dapper であった

ストーンさんは以前から科学と哲学と宗教が交わるところで活動されている方である

日本にいる時から科学と哲学を絡めた本を書いている人として存じ上げていた

最初のブログ 「ハンモック」 にも記事がある

われわれの存在の意味 LE SENS DE NOTRE EXISTENCE (2007-05-10)


会の形式は講演会で、ホームページとメールで参加者を募っている

アフリカ関連の展示を見てから会場へ

100名くらいの方が参加されていた

この講演会を少人数の意見交換会に置き換えると、わたしが東京でやっている会のやり方に近い

テーマは量子力学、天体物理学、生物学(進化論)、神経生物学、数学と多岐に渡っていた

1時間半ほどの話で、それぞれの領域での知のあり方や哲学と交わるポイントについて触れていた

ハンモックで取り上げた本からのお話が多かったようだ

今や神の存在も科学の対象になってきているとのこと

おそらく、天体物理学の成果を踏まえてのことではないかと思われる

これからの問題として控えておきたい




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