vendredi 18 mai 2012

フィッシャー・ディースカウさん亡くなる



お昼から外に出る。
丁度本が届いていたので、それをそのまま読むことにした。
イントロを読んでしばらくすると、わたしのテーマに絡む問題が隠れていることに気付く。
予定を変更し、久しぶりのカフェ2軒で4時間ほど読んでから帰ってくる。


ニュースを開け、バリトンのディートリヒ・フィッシャー・ディースカウさんが亡くなったことを知る。
享年86。
ニューヨーク滞在中、リンカン・センターでのコンサートを聴き、衝撃を受けたことを思い出す。
 日本でレコードは聴いていたが、生の声が全く違うのに驚いたのだ。
 長身から発せられる蕩けるビロードのような、とでも形容すべき声が頭の上を一直線にホールの後ろに走り抜けて行った。
なぜあんなに評価が高かったのかを体で理解した瞬間であった。
ル・モンドで取り上げられていた動画を見ながら、その時のことを反芻する。

カール・リヒターさんのお若い姿も懐かしい。
ロ短調ミサ(Messe en si mineur)やマタイ受難曲(Passion selon saint Matthieu)などを聴いていたことを思い出す。









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