mardi 15 mai 2012

不思議の一日を締めくくるルソー



肌寒い、不思議な日であった。
曇っていたかと思えば、晴れ。
晴れていたかと思えば、強い雨が降る。
雨が収まったかと思えば、また晴れ上がる。
そう思っているとまた曇り、そして雨になる。
これを何度か繰り返していた。

風も強かったのか、アパルトマンの前のそれなりの木は幹の下から完全に横に折れていた。
しかし、最後には晴れ上がってくれた。
やはりパリらしい一日と言えるのだろう。

夜、と言ってもまだまだ明るいが、近くのカフェに出て今年300歳のルソーさんの人生を読んできた。
ダイナミックな興味深い人生だ。
いずれどこかで触れてみたいものである。

すでに引用したような気がしないでもないが、元気が出るルソーさんの言葉を最後に。


« Vivre, ce n'est pas respirer, c'est agir ; c'est faire usage de nos organes, de nos sens, de nos facultés, de toutes les parties de nous-mêmes, qui nous donnent le sentiment de notre existence. L'homme qui a le plus vécu n'est pas celui qui a compté le plus d'années, mais celui qui a le plus senti la vie. »
Émile, ou de l'éducation (1762)

「生きるということは息をすることではない。行動することだ。それはわれわれの臓器、われわれの感覚、われわれの能力、われわれ自身のすべての部分を使うことだ。それがわれわれが存在しているという感覚を与えてくれるのだ。最も生きた人間とは、最も長く生きた者ではなく、最も命を感じた者である」
 『エミール、または教育について』



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