半年ぶりの日本である
最早当初感じた辿り着いたという感激は湧いてこない
前回は少なくとも初日には何か感じるものがあったような気がするが、それも消えている
フランスと日本がほぼ同じ平面になったかのようである
ただ、時差ボケで目覚め、一週間前のローラースケーターのランドネを思い出すと、それは夢の世界なのだ
パリでは院生としての生活をしている
論文を書かなければとか、学会発表の準備をしなければとか思案する生活である
こちらから見ると、なぜそんなことをしているのかという感じである
これも現実感のない夢の世界に見える
ただ、日本以外の国に行ってもそんな感覚は生まれない
学生を引きづっているのである
実に不思議だ
同じ平面にありながら、異なった世界に生きることができている
それは案外面白いことなのかもしれない
Aucun commentaire:
Enregistrer un commentaire