ヴァカンス真っ盛りのようである
そんな時に真面目に何かをしようなどと考えると、どこか損をしたような気になるから不思議だ
日本ではせいぜい1週間程度の夏休みで何とも思わなかった
所変われば人変わる
こちらに来て変わったことで悦ばしいことがある
すでに触れているはずだが、その代表はものを書くのに万年筆を使うようになったこと
こちらに来て変わったことで悦ばしいことがある
すでに触れているはずだが、その代表はものを書くのに万年筆を使うようになったこと
日本ではボールペン、特に外国のホテルにある芯の太いボールペンを愛好していた
それで何の不自由も感じなかった
文字が紙に残ればよかったのだろう
どういう切っ掛けか思い出さないが、こちらの大学の講義が始まった時には万年筆になっていた
万年筆と言っても数ユーロから10ユーロ程度のもの
少しは大人の気分を味わってみたかったのかもしれない
少しは大人の気分を味わってみたかったのかもしれない
今では、電車の中で何かをメモする時でも万年筆でなければ駄目である
以前であれば、キャップを開けるなど面倒くさがっていたはずなのだが・・・
万年筆でなければ気持ちよく頭が働かなくなっているようだ
最近の変化としてはパンがある
万年筆でなければ気持ちよく頭が働かなくなっているようだ
最近の変化としてはパンがある
こちらに来てからバゲットなど、作り立てのものを好んでいる
その昔に作られ、薄く切られて袋に入ったパンを食べるなど考えられなかった
ところがこのところ、その薄過ぎるパンをトーストして塩入りバターで食するのがよくなっている
そう言えば、塩入りバターも新参者だ
そう言えば、塩入りバターも新参者だ
バゲット類の地位はそのままだが、新たな世界が広がったというところだろうか
三つ子の魂百までも、という言葉はあるが、人の好みなどどこでどう変わるかわからない
どうして食べ物のことなど書くのですかと問われた吉田健一さん(1912-1977)は、尊敬されないためですと答えたという
今日のお話、吉田さんの答えを思い出したわけでもないだろうが・・・
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