jeudi 1 mars 2012

エリック・オルセナという作家、あるいは何という繋がり


Erik Orsenna (1947-)
académicien français


今日は用事を足すために外に出た
そして、そこに向かう途中、必要なものを忘れていることに気付く
最近よくあることだ
予定を変更して、まずカフェで読むことにした

朝のカフェは気持ちがよい
始める前にテーブルに置いてあるル・フィガロに目が行ってしまった
久し振りに文学セクションを手に取って読み始める

今年から雑誌 「医学のあゆみ」 にエッセイを書いていることについては、以前に触れた
丁度、3回目の原稿を2日前に送ったところだった
その中で、旅に出る時に予習しないで出掛ける理由として、こんなことを書いた

「予習をするとその場で勉強の成果を『確認する』だけで面白味がなくなる
一方、白紙の場合にはすべてが自分の『発見』のように感じられ、新鮮な経験として残る」

そして、エリック・オルセナさんの最新作について読んでいる時、驚きが襲った
オルセナさんも旅については同じ考えをお持ちの好奇心溢れる方のようである
そのことを表現するために彼が選んだ形のみならず言葉までもが重なっていたのだ
彼はこう言っている

「旅に出るのは « vérifier » するためではなく、« découvrir » するためでなければならない」


最近、このような繋がりがよく起こる
またお一人、お付き合いしてみたい方が現れた
不思議でもあり、嬉しくもあり

今日はカフェからのアップとなった






Sur la route du papier: Petit précis de mondialisation III (Erik Orsenna)




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