mercredi 1 janvier 2014

2014年元旦の想い



2014年が明けた

新年最初の仕事は、エッセイの仕上げであった

対象をできるだけ広い視界の中に置き直して考えてみる

それがうまく行くのが、なぜかこちらのカフェである

あるいは、こちらのカフェでその感覚が芽生えてきたとも言える

元旦から開けている奇特なカフェでの初仕事であった
 

その様子を例えると、こうなるだろう

手におもちゃ箱を持っている

それをひっくり返すと、おもちゃは床に散らばる

その様子をフィルムに収め、それを逆回しにする

そのあたりに散らばっていたものが一瞬にして一つのところに収まる

それが「こと」が纏まる最後の瞬間になる

この瞬間を味わうために毎月を過ごしていると言えば大袈裟だろうか


この譬えは、前ブログでも使ったことがある

その時は、望ましい人生最後の瞬間をイメージしたのではなかったかと思う

この世界を理解するためには、上で言うおもちゃをできるだけ沢山持っていることが大切になる

それを安易に纏めることなく、そのあたりに散らかったままにしておく

そして、最後の最後にそれらのすべてを掻き集める

そんなイメージであった


一晩寝て新しい年になったからと言って、特別の期待はない

今年もこれまで通り僅かばかりの悩みを抱えながら歩むことになるのだろう

一仕事終わった後、お気に入りの場所になった入り江を散策

平穏な元旦の昼下がりである








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