vendredi 29 mai 2015

フランス人による自己分析


今日、定期健診に出かけた

いつも雑談に何が飛び出すのか楽しみにしている

こういう楽しみは日本では味わえなかったものだ

今日も 「お仕事の方はいかがですか?」 で始まった

さっぱりです、と言いたいところだったが、今年が最後ですので、と答えた

そうすると、「それが終わったらどうされるのですか?」 と続いた

それに対しては、フランス(人、文化)はかなり特徴的(特殊)ですから、と答えた

すると、「本当にフランス人は変わってますから」 と言って、一つの形容詞を発した

残念ながら聞き取れなかったが、「翻訳は難しいのですが、、」 と言って次のような説明をした

一つのところに向かう時、スキーのスラロームのようにいろいろな点をかわしながら攻めていく

その後に、「日本人のように直線的に進むのではなく」 と注釈を加えた

だから面白いのだ、という

わたしに言わせれば、スリリングであり、刺激的でもある

さらに、フランス人について次のような分析が続いた

家にいる時には、エゴイストで、エクストリミスト(過激主義者)

どこまでも自己中心的で、自分が満足するかどうかが唯一の判断基準である

しかし、一旦家を出るとソーシャリストになる

その意味は、他の人のことも考え、皆さんがうまくいくように配慮するということらしい

ただ、それは表面的なものにしか見えないという

 人間誰しもそのような傾向はあると思われるが、その落差が著しいということなのか

担当の先生が自分たちをそのように見ていることを初めて知った

「ところで、この環境に7-8年もいるとなかなか去り難いのではないですか?」 と問いかけてきた

確かに難しいことになるのだろうが、その前にやることがあるので、と言葉を濁した


いつも前もって予定を決めることはしない

これが心の自由を保つ秘訣の一つになっている

半年後にどのような心境になっているのか分からないからだ

と同時に、これが 「ことを成す」 上での障害にもなっている

これがわたしの人生か


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31 mai 2015

フランス人は自己中心的だが、一旦社会に出るとその要素が薄まるという観察

自己に対する執着が強いだけに、外に出た時は戦略的に振る舞わなければならないのかもしれない

そう気付いたのは、日本のいくつかのテレビ番組を観たからである

 街に出ている日本人の様子には戦略的に対応するという態度は全く見られず、素朴で素直なものであった

ある状況の中にいる時、自分の望むところに上手に持って行くという能力に欠けるところがあるようだ

どこかあなた任せのところがある

そもそもそんなことを望まないし、その必要もない状況の中にいるからだろう

それは自らの中を見ればよく分かる

外交下手と言われる日本だが、われわれの日常が戦略的な要素から程遠いところにあるからではないか

日曜の朝、雨音を聞きながらこんな考えが巡っていた





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