mardi 12 août 2014

映画 "Winter Sleep" を観る


先日のメトロであまり見たことのない不思議な景色のポスターが印象に残った

今日の夕方、近くにシネマがあったので観ることにした

今年のカンヌ音楽祭パルム・ドール受賞の3時間を超えるトルコ映画だった

Winter Sleep

普段見慣れない景色と大自然が出てくるので興味深い

その他は長く突き刺さるような会話が続く

なかなか分かり難い映画だった

そう言えば、ホテルの客として若い日本人が出てくるが、どこかカリカチュレされた印象あり

このような描かれ方は、こちらの映画では稀ではない


帰りのメトロで、何の映画だったのかに思いを巡らせる

主人公は中年の元俳優で、今はホテル経営や新聞にコラムを書いたりしている

若い妻との結婚生活もうまく行っていない

社会の上層にいるという意識か無意識から出ているだろう彼の性質が耐え難いようだ

周りの人も同じように感じている

いろいろなことがあるが、この夫婦は最後は表面上以前の状態に戻るように見えた

しかし、厳密に言えば以前と同じはずはない

うまく行かない状況を理解した上でのことなので、新しい関係が始まるのかもしれない

いずれにしても、わたしの理解を超える深い人間の関係が描かれていた

そして、社会の階層の間にある激しい感情の対立も表現されていた








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