samedi 23 novembre 2013

マンハッタン最後の夜は Jazz at Lincoln Center


マンハッタン最後の朝は、抜けるような快晴

ラジオからはクリスマス・ソング

気分も晴れ渡る


昨日の会議終了後、指導教授ご夫妻に誘われてジャズ・アット・リンカン・センターを鑑賞

なかなか行く機会がなかったので、お誘いをありがたく受ける 

ウィントン・マルサリス率いるJazz at Lincoln Center Orchestraとパキスタンのジャズ・オーケストラとの共演

パキスタンからのバンドは、サッチャル・ジャズ・アンサンブル(Sachal Jazz Ensemble)という

伝統的な各種ドラムス、シター、フルート、ギターなどの構成

国際的にも活躍しているようだ

コンサートは、トランペットの席からマルサリスさんが挨拶や曲の紹介をするというやり方であった

最近癖になってきた録画ボタンを押してみた

partial view の席しか残っていなかっただけではなく、画像の状態も相変わらずだ

ただ、雰囲気だけは伝わるのではないかと思い、アップすることにした




コンサート前のディネの席では、いろいろなお話が出た

アメリカとフランスの文化比較から始まり、哲学全般や医学哲学という新しい領域の現状など

それからテーズの考え方についてもコメントがあった

昔は、その人の集大成を纏めるという意味合いがあったので、時間をかけて書いたという

科学の領域にいると、理解が難しいところだ

日本では今でも教授になってから出す人がいると聞く

ところが、テーズは一つの過程にしか過ぎないと考えるようになり、システムも変わったようだ

哲学専攻のキャリアにとっても必要になっている

わたしの場合は傑作を書こうなどと考えているわけではなく、なぜかその気にならないだけである

教授のお話には、そろそろ今のシステムに合わせて考えてみては、というニュアンスが漂っていた


リラックスした会話はフランスの大学教授との間では難しい

その意味では、このようなざっくばらんな意見交換ができたのは幸いであった

 そんな会話の中、お互いの理解が同じレベルにないことを何度か感じた

こちらの言いたいことが向こうの理解の枠組みに収まっていないという感触である

アメリカに行った時にも感じていたギャップであるが、自分の中では4-5年で消えて行ったように思う

フランスの場合には言葉の問題が大きいのだと思うが、まだその時は訪れていない



コロンバスサークルのイルミネーションを見ている時、なぜかパリのイタリア広場と重なった





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