jeudi 22 août 2013

ハンナ・アーレントさん、政治と哲学を語る




このブログでも彼女の映画について触れている

映画 "Hannah Arendt" を観る(2013-04-26)



先日、政治についての彼女の考えを聴いた

聞き手はギュンター・ガウス(Günter Gaus)さん

お二人とも煙草をやりながらのインタビューで、なかなか味がある

今の日本では大変なことになりそうだが、アーレントさんであれば何と論駁するだろうか

 真剣勝負の迫力あるインタビュー

このような緊張感のある対話を観ることも少なくなった

今回印象に残ったアーレントさんの言葉をいくつか

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「私は政治哲学者ではない、政治理論の専門家である

哲学と政治はそもそも緊張関係にある

それぞれ静的な思考の世界と行動の世界にあるからだ」



「わたしにとって最も重要なことは理解すること、その思考過程が最も重要である

何かを言うため、影響を与えるために書くのではない、理解するために書いている

読者がそのように理解してくれるとすれば、最高の満足である」



「第二次大戦中の経験から、インテリはあらゆることの解釈を捏造することを知った

そしてお互いを批判しない

インテリの中では協力するが、その外とは関係を持たない

それがインテリというものの本質であることがわかった

それ以来、インテリの世界には一切関与しないことにした」



「英語もフランス語もやるが、ドイツ語は何物にも代えがたい

豊かな仕事は母国語からしか出てこない」



ヤスパースが話し始めると、すべてが明快になる

彼ほど話すことに信頼を置いている人間を見たことがない

彼は理性と繋がる自由を理解していた

それが実践されている現場に居合わせることができたのである」




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