早いもので日本の年度の変わり目に当たる3月31日になった。今週初め、新しい分野に入って初めて書いたエッセイが受理された。科学論文ではない初めての発表になる。もう2年ほど前に読んだ本について自分の考えをまとめられないかと思い、昨年それを読み直していた。そして今年に入り論文にしておきたい気分になった。今月に入りエディターに問い合わせてみると、OKの返事が来た。早速原稿を送ったところ、この月曜に最終決定が届くという流れだった。実際のやり取りは2週間程度だったが、そこに至るまで1年以上かかったことになる。自然科学の分野に置き換えれば、当て所もなく1年以上実験していたようなものかもしれない。こういう自然発生的なやり方がこの身には合っているようだ。新しい分野での小さな第一歩のようにも感じられ、実に不思議な気持ちだ。
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