lundi 14 février 2011

歴史性がなければ歴史のなかに生きられない


今回の日本滞在中に立ち読みした本に阿部謹也著「自分のなかに歴史をよむ」がある。その中に、自分の過去を掘り起こし、それを大きな時間のなかに入れることの大切さに関連して次の引用があった。

「もしある作品が完全に現在のなかに埋没し、その時代にしか生まれないものであって、過去からのつながりも、過去との本質的な絆ももたないとしたら、その作品は未来に生きることはないだろう。現在にしか属さないすべての事物は現在とともに滅びるのである」 (ミハイル・バフチン


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