samedi 10 mars 2012

レンヌ散策


レンヌ駅前


今朝は少々体が重い

実は、レンヌに着いてから予約サイトにあった地図を頼りにホテルを探したが、見つからなかったからだ

24時間受付だと思っていたが、案内を読み直してみるとチェックインは23時までとなっている

いつもの調子である

気持は焦れども致し方ない、暫く歩き回ることにした

最後に辿り着いてみると、駅からすぐで最初に通り過ぎていたところだった

決めつけて「こと」に当たると、正しいことが見えなくなるのがよくわかる

何のことはない、地図にある矢印が間違っていたのだ

よもや、そんなことがあろうとは想像もしていなかった

この世界、何でもありである

ホテルの入り口は閉まっていたが、待っていた受付の方が開けてくれた





今日はゆっくりと午後から散策へ

念のためにホテルで地図をもらってから

新しい町に入る時はいつも気分が高ぶる

ただ、フランスの空気に馴染んできたのか、これまでのようなことはない

今回も確認したのは、方向感覚がないということ

何度同じところに戻ってきたことか

地図をもらったのは正解であった





途中、Harmonia Mundi が見えたので入る

パリでもオペラ近くに行った時には中に入り、その独特の空間に遊ぶことがある

奥の方に小さな空間があり絵画などの展示をやっているが、ここも同じであった

しばらくすると、流れている音楽がこれまでに聴いた枠には入らないものであることに気付く

ご主人に聞くと、Amira というボスニアの歌手だというので納得

流れていた彼女の最新版 Amulette を手に入れることにした

ダウンロードの方がお安いのだろうが、その時の気分にぴったりだったのだろう

将来、今回の訪問を思い出させる材料になると考えたのかもしれない











市庁舎広場で展示をやっているのが目に入る

「4人に1人は精神を病んでいます」

とあり、精神衛生に関する広報活動のようだ







中に、わたしにぴったりのものも見つかる

どこで線を引くのか、難しい問題である





広場に面してレンヌ・オペラがあった

そして、今回も素敵なリブレリーと出会うことができた

Librairie Le Failler

店員さんの対応も小気味よく、ここでなければ、という絶妙のタイミングで数冊が現れてくれた

来週火曜には、最近取り上げたばかりのオルセナさんが来店するようだ

エリック・オルセナという作家、あるいは何という繋がり (2011-3-1)



気分よく店を出て散策を続けると、こんなのが現れた





最初に地図を見た時に、フランス人でもこんな間違いをするのかと思っていた

しかし、その場に立つと違和感なくそういう名前なのだと思うことができる

Le Liberté という催し物のコンプレックスであった







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