散策中にはポスターにも目を配るようにしている
昨日のこと、ここのウィンドーに貼られたポスターの中に、3.11 に関連した Ciné Conférence の案内を見つける
Japon, Sendai, Tsunami, ... un an après
今日の11時からとのことなので、覗いてみることにした
偶然に身を任せる者としては、自然の選択である
今日は会場の Cinéma Arvor までの道筋を調べてから出掛ける
新鮮な空気の中を歩いている時、ニューヨークの日曜の朝のニューヨークタイムズ片手の散策を思い出す
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迷うことなく会場近くに着いたので、サンタンヌ広場(Place Sainte-Anne)に面したカフェに入る
そこでプティ・デジュネと思い、クロワッサンかパン・オ・ショコラはないかと聞いてみる
置いてないので、すぐ近くのブランジュリーで買ってきて食べてはどうですかと言う
何ともおおらかなご主人である
こちらの気分も急に大きくなる
Cinéma Arvor
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会場は満員だった
オーガナイザーの挨拶の後、仙台市の広報ビデオが流れた
レンヌ市と仙台市は1967年から姉妹都市の関係にあるという
その後、仙台出身の日本語教師 Masami Sugawara さんの解説で震災と津波前後の写真が映された
それから1分間の黙祷
ブルターニュ・インターナショナルと日仏経営センターの代表でもある Vincent Chamaret さんがマイクを持つ
最近東京から帰ったばかりとのことで、日本の雰囲気を的確に伝えていた
今回は、地震、津波、原発の三つが重なり、今は経済がそれに加わっている
経済とは観光で、3・11以降外国人の客が激減している
ブルトン人として、またフランス人としてできることは、訪問すること
それにより、日本への支援の意志を表すことをお願いしていた
仙台の広報ビデオでも外国の若者を出して、安全であることを強調していた
それから奥様が日本人という創価大学の Philippe Debroux さんが内から見た現地の感触を伝えていた
会場には日本の若者やこちらの方と結婚されている女性が多く見られた
質疑応答では福島の様子が紹介されなかったのはなぜかというのが出ていた
この会は仙台とレンヌとの関係から生れ、仙台から福島の情報が届かなかっただけ、との答え
会は二時間余りで終わった
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気分が落ち着いたところで街をゆっくり縦断する
市庁舎には日本の国旗も掲げてあるとのお話だったので、そこを目指す
昨日の賑わいが嘘のように広々とした空間が広がっていた
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そして左手の市庁舎に国旗を確かめることができた
ホテルに向かう途中、いくつかの繋がりが現れてくれた
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夜、テレビをつけると福島の1年間のドキュメントが流れていた
全体の空気が日本のものと微妙に違う
人間性がより表に出ているように見える
外国のメディアに対しているためか、日本人もリラックスしているのだろうか
日本では流れないような原発反対を唱える人たちの活動もそのまま伝え、その人間の日頃の考えも語らせている
彼らをレジスタンスと呼び、シンパシーさえ感じているように見える
カメラワークも日本のものより自由で、これまで日本製の番組で見ていた人をより近くに感じる
大袈裟でない、同じ平面からの視線を感じる人間的なまとめになっていた
3.11の一日を締めくくるに相応しい番組であった
昨日のこと、ここのウィンドーに貼られたポスターの中に、3.11 に関連した Ciné Conférence の案内を見つける
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今日の11時からとのことなので、覗いてみることにした
偶然に身を任せる者としては、自然の選択である
今日は会場の Cinéma Arvor までの道筋を調べてから出掛ける
新鮮な空気の中を歩いている時、ニューヨークの日曜の朝のニューヨークタイムズ片手の散策を思い出す
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迷うことなく会場近くに着いたので、サンタンヌ広場(Place Sainte-Anne)に面したカフェに入る
そこでプティ・デジュネと思い、クロワッサンかパン・オ・ショコラはないかと聞いてみる
置いてないので、すぐ近くのブランジュリーで買ってきて食べてはどうですかと言う
何ともおおらかなご主人である
こちらの気分も急に大きくなる
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会場は満員だった
オーガナイザーの挨拶の後、仙台市の広報ビデオが流れた
レンヌ市と仙台市は1967年から姉妹都市の関係にあるという
その後、仙台出身の日本語教師 Masami Sugawara さんの解説で震災と津波前後の写真が映された
それから1分間の黙祷
ブルターニュ・インターナショナルと日仏経営センターの代表でもある Vincent Chamaret さんがマイクを持つ
最近東京から帰ったばかりとのことで、日本の雰囲気を的確に伝えていた
今回は、地震、津波、原発の三つが重なり、今は経済がそれに加わっている
経済とは観光で、3・11以降外国人の客が激減している
ブルトン人として、またフランス人としてできることは、訪問すること
それにより、日本への支援の意志を表すことをお願いしていた
仙台の広報ビデオでも外国の若者を出して、安全であることを強調していた
それから奥様が日本人という創価大学の Philippe Debroux さんが内から見た現地の感触を伝えていた
会場には日本の若者やこちらの方と結婚されている女性が多く見られた
質疑応答では福島の様子が紹介されなかったのはなぜかというのが出ていた
この会は仙台とレンヌとの関係から生れ、仙台から福島の情報が届かなかっただけ、との答え
会は二時間余りで終わった
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気分が落ち着いたところで街をゆっくり縦断する
市庁舎には日本の国旗も掲げてあるとのお話だったので、そこを目指す
昨日の賑わいが嘘のように広々とした空間が広がっていた
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夜、テレビをつけると福島の1年間のドキュメントが流れていた
全体の空気が日本のものと微妙に違う
人間性がより表に出ているように見える
外国のメディアに対しているためか、日本人もリラックスしているのだろうか
日本では流れないような原発反対を唱える人たちの活動もそのまま伝え、その人間の日頃の考えも語らせている
彼らをレジスタンスと呼び、シンパシーさえ感じているように見える
カメラワークも日本のものより自由で、これまで日本製の番組で見ていた人をより近くに感じる
大袈裟でない、同じ平面からの視線を感じる人間的なまとめになっていた
3.11の一日を締めくくるに相応しい番組であった
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