「老後も仕事を辞めることが許されない」という俳優のニュースが目に入った
もうすぐ93歳になるが、一昨日から年末までモンマルトル劇場で芝居に出ている
経済的な理由から立派なキャリアに終止符を打つことができない
俳優の時には収入の半分を税金に持っていかれた
そして、定年後の収入が僅かだからだ
悩みは経済的なものだけではない
それは孤独である
兄を若くして失い、昨年医者で作家だった弟のマルクさんを85歳で見送っている
そして最近奥さんを亡くし、絶望を味わった
夜一人でいると、耐えられない
神が善良ならば、それを示してほしい
今は100歳まで生きることは見えてこないという
92歳ということは、いつ死んでも良いということ
記者にこう問い掛けている
100歳の人たちがどんな状態でいるのか見たことがありますか
歩けもしないのなら、そこで止めた方がいいんじゃありませんか
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