dimanche 24 juin 2012

ピアニストのブリジット・エンゲラーさん、亡くなる

Kerze / Bougie (1982)


フランスのピアニスト、ブリジット・エンゲラーさん(Brigitte Engerer, 1952-2012.6.23)が亡くなったことを知る
享年59
オランド大統領も弔意を表すメッセージを発表したという

エンゲラーさんは、つい最近まで知らなかった方になる
ラジオで人懐っこい話声を何度か聞き、印象に残っていた
その時は、なぜか昔聴いていたイングリット・ヘブラーさん(Ingrid Haebler, 1929-)の名前と重なったような記憶がある

新聞によっては、数年に亘り癌と闘っていたと報じているものもあるが、詳細はわからない
 最後のコンサートになった6月12日の会場は、シャンゼリゼ劇場
50年前に最初のコンサートを行った場所に戻ってきたことになる
一方の手で杖をつき、もう一方を指揮者に支えられて登場
自分の手で足を持ち上げながらペダルに乗せ、演奏を始めたという

ロシアの音楽院で教育を受けたためか、「ロシアの魂」 を持つピアニストと言われたエンゲラーさん
ソロやコンチェルトだけではなく、室内楽をこよなく愛したようだ
ロシア出身のボリス・ベレゾフスキーさん(Boris Berezovsky, 1969-)とのデュオを聴きながら、彼女を偲んでみたい















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