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昨夜も本題ではない世界に入っていた
散策の帰りに手に入れたこの本を読み始める
Jonathan Black というイギリス人の L'histoire secrète du monde
原著を探して出てきたのが、The Secret History of the World: As Laid Down by the Secret Societies
ところが、著者が Mark Booth となっている
内容が違うのかと思いきや、全く同じで不思議に思っていた
amazon.co.jp でMark の方が本名で、Jonathan は源氏名であることがわかり、すっきりする
日本語訳は「秘密結社版 世界の歴史」と仰々しいタイトルになっている
この本では、秘教(ésotérisme)、神秘主義(mysticisme)などの歴史を描いている
「物質に対する精神の優位性」、「宇宙精神の発露」などの言葉が見える
現代科学とは相容れない世界、われわれ日常の考えが通用しない裏の世界が現れる
逆立ちして観なければ理解できない世界だと言っている
歴史上にも精神の世界、しかも今から見ると怪しげな世界に身を委ねていた人物がいた
当時の最先端を行く科学者を含めて
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以前に講演でも使った絵が現れた
挿図が豊富な本なのである
ところで、冒頭の女性はどちらなのだろうか
散策の帰りに手に入れたこの本を読み始める
Jonathan Black というイギリス人の L'histoire secrète du monde
原著を探して出てきたのが、The Secret History of the World: As Laid Down by the Secret Societies
ところが、著者が Mark Booth となっている
内容が違うのかと思いきや、全く同じで不思議に思っていた
amazon.co.jp でMark の方が本名で、Jonathan は源氏名であることがわかり、すっきりする
日本語訳は「秘密結社版 世界の歴史」と仰々しいタイトルになっている
この本では、秘教(ésotérisme)、神秘主義(mysticisme)などの歴史を描いている
「物質に対する精神の優位性」、「宇宙精神の発露」などの言葉が見える
現代科学とは相容れない世界、われわれ日常の考えが通用しない裏の世界が現れる
逆立ちして観なければ理解できない世界だと言っている
歴史上にも精神の世界、しかも今から見ると怪しげな世界に身を委ねていた人物がいた
当時の最先端を行く科学者を含めて
ラブレー、ジョナサン・スウィフト、パラケルスス、シャルルマーニュ、ダンテ、ジャンヌ・ダルク、シェークスピア、セルバンテス、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ミルトン、バッハ、ゲーテ、ナポレオン、ニュートン、ケプラー、トマス・ペイン、ジョージ・ワシントン、トルストイ、ドストエフスキー、エジソン、ガンジー、オスカー・ワイルド、ヤーコブ・ベーメ、ルドルフ・シュタイナー、マルセル・デュシャン、、、などの名前が見える
この手の話はこれまでほとんど受け付けないものだった
今では批判的な目を持ちながら楽しめるようになっているのに驚く
それはなぜかなのか
おそらく、こちらで教育を受けた成果ではないかと今は思っている
読んでいる時、思い出したエピソードがある
レーガン大統領が「こと」を決定する際、ナンシーさんの助言もあってか、占い師に頼んでいたという
当時は単純に、何という愚かさ、情けなさという感想を持ち、そう思ってきた
それは科学に身を置いていた者だけではなく、普通の人もそう思ったのではないだろうか
科学で説明できないことに頼るのは、知的な人間のやることではない
そういう無意識の思い込みがあるからである
ところが、そこに小休止を入れ、考え直すのも面白いかもしれないという余裕が今生れている
この本を手に取った背後には、その思いがどこかにあったのかもしれない
最初のブログで寺山修司さんの言葉を拾ったことがある
フランス語試験DALF-C2あるいは寺山修司 DALF-C2 OU SHUJI TERAYAMA (2006-10-22)
その中にこんなのがあった
「成ろう成ろうとしながら、まだ言語になっていないものだけが、ぼくを変える」
この言葉と通じるショーペンハウアーさんの引用を見付ける
「ある考えを言葉にしようとした途端、それは真であることを止める」
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以前に講演でも使った絵が現れた
挿図が豊富な本なのである
ところで、冒頭の女性はどちらなのだろうか
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