mercredi 13 janvier 2016

科学と哲学について語り合う



 このところ気持ちよく晴れた日はなかったが、今日は少しだけ青空が見えた

午後からマスターの時にお世話になった研究所まで出掛ける

トゥール大学のマエル・ルモワン氏が講演のためパリに出て来られたのでお話をするためである

待ち合わせの場所を間違え、30分遅れで会うことができた

スートゥナンスの話から哲学と科学の問題へ

両方の領域が抱えている問題について実のある意見交換ができた

この場所でも書いてきたことについて、かなりの部分で重なる考えをお持ちのことが分かった

それは、大学という中で生きなければならない哲学者が忘れがちなことである

あるいは、分かってはいるけれども避けることができないことになるのか

中に、生前著作を出さなかったが哲学していた人として何人か名前が出ていた

本来の哲学はそういうものなのかもしれないということなのか

簡単に纏まる訳などないのに、生きるために発表していることが多そうな現状の批判だったのか

一人はメーヌ・ド・ビラン(1766-1824)で、もう一人はジュール・ラニョー(1851-1894)

ウィキによれば、お二人ともフランス反省哲学という流れに属するようだが、余り聞き慣れない



わたしのような立場の人間にはよく分かるお話であった






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