dimanche 16 novembre 2014

日曜の図書館にて


喫茶店に入り、パリのカフェにいるような気分を再現しようとするが、思うに任せない

昨日は図書館で過ごすことにした

今週予定されているいくつかのお話の準備のためである

毎回、出発前に終えておきたいと思っているのだが、締切り寸前にならなければその気にならない

優雅に行きたいのだが、悪い癖がついたものである
 

10時の開館前から列ができているのに、驚く

床に座って待っている若者もいる

殆どが、中高生に見える

これほど多くの日本の若者を間近に見るのは、本当に久し振りになる


開館すると皆さん席を確保しようとして早足で目的地に向かう

あっという間に席は埋まってしまった

 わたしはオープンの丸テーブルに落ち着いた

この空間が意外によく、パリでも珍しい5時間ほど集中できた

途中、近くのご老人が眠りに入り、ドサッという本を落とした音で目覚める

時に、遠くから堂々とした鼾の音楽が聞こえてくる

そして、真剣な眼差しで細かい事実を追っている若者の姿が目に入る

パリでは味わえないこれらの全体が、集中力を高めてくれたのではないだろうか

お陰様で、今朝は目が腫れぼったい





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