学生時代以来久し振りに会ったのが、2年ほど前のこと
それ以来、なぜか毎年帰国の度に声を掛けていただいている
不思議と言えば不思議である
お二人ともまだ仕事をされている
本日も文学の素養のあるお二人の話を聞きながら時を過ごす
漱石や鷗外に興味をお持ちのようで、そこから彼らの漢詩なども話題になっていた
また、出来るだけ分かりやすい言葉、簡単な論理で話をするのを良しとする傾向への疑義も聞こえた
分かるとは何を言うのか、そしてこの世界に分かることなど一体どれだけあるのか
これらのことを問題にしないで、どんどん考えない状態が進行していることに対する異議になるのだろうか
時に、こちらに向けて 「現代のディオゲネス!」 などと声が掛かってきたりするので油断ならない
しかし、個人的には過分な褒め言葉ではないかと思っているのだが、、、
来年もお会いすることになりそうである
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