mercredi 12 novembre 2014

仙台で、昔の領域の現状を覗く

開会講演後の柳田充弘教授(沖縄科学技術大学院大学)


今日は以前の研究分野の国際会議が開かれるので、様子を見るために仙台に

11th International Conference on Protein Phosphatase

研究の現状を知るためというよりは、昔の研究仲間と顔を合わせるためと言った方が正確だろう

離れて見る科学の世界がどのようなものかは、これまでも書いている

思想性はなく、細部の技術的なところが問題にされる

殆どが専門用語なので、それを知らなければ何を言っているのか全く分からない

言葉を知ればその部分は理解したように見えるが、実は何も理解できていないことが分かる

全体との関係が目に入らなければ理解に至らないからだが、それが議論されることは稀である

そこは各自に委ねられているということなのか

科学の現場でそれ以上に重要になるのは、細部で明らかになったことの次に何をやるのかである

そのため、なかなか全体には届かない

この状況は現代科学の宿命のようにも見える


これが午前中のセッションを聴いたところでの印象になるだろうか

会は金曜まで続く





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