jeudi 17 juillet 2014

ルソーの生家とルソー島を訪問


 今朝はまず、ジャン・ジャック・ルソー(1712-1778)の生家を目指した

1712年6月28日にこの家で生まれたというプレートがある

家の中ではルソーの人生と仕事についての簡単な説明をビデオで観ることができる

入館料は 5スイス・フランのところ、学割で3CHFになった

こじんまりとした館内だが、感じは良かった



 「わたしは自分を忘れる時、恍惚を感じる」


ルソーの言葉がいくつか壁に書き出されていた

影響を与えた人として、ロベスピエールゲーテバイロントルストイ島崎藤村などが出ていた

 藤村の説明に中国語はあったが、日本語がなかったのは何かの手違いか

30分程度で観終わる

それから近くのカフェで暫く読む



 ルソーの家に向かう途中に入ったリブレリーに求める本はなかった

そこで教えてもらった別のところに向かったが、方向を間違える

そのお蔭で、「哲学者」 という名が付いた大通りに行き当たった

主要な通りにこのような名を付ける町とはどういう考えを持っているのか

ジュネーブを少し近くに感じるようになっている

通り沿いに数人の 「哲学者」 を見付けた




暫く歩くと探していたリブレリーが現れたが、求める本は無し
 
汗をかきながら、さらに歩く




レマン湖から出るローヌ川に架かる橋がいくつかある

その中に 「ルソー島」(Île Rousseau)と名付けられた小さな島に繋がるところがある

帰りにそこに寄ってみた

ローヌの流れは想像以上に速く、しっかりしていた



期待はしていなかったが、島にはルソーの銅像があった

かなり分厚いものも含めた本を椅子の下にも積み上げ、裸足で読み、考えている姿である

これまであまり縁がないと思っていた方が、「断章」の場を検索してみると結構出てきて、驚く

こちらから



 昨日とは違う場所から噴水を眺めながら帰ってきた

日差しが強く、街はヴァカンス・ムード 

頭がボーっとしてくるのは暑さのせいなのか、それとは関係ないのか

パリも丁度暑くなり始めたようである





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