jeudi 10 mai 2012

滴る緑の中、遠くを臨みながら読む


(シロバナフウリンツツジ: 白花風鈴躑躅)
Enkianthus campanulatus (Miq.) G.Nicholson



温かくなってきた。

今日などは汗が吹き出すくらいだ。

今朝もゆっくりバルコンの時間を持つ。

そこに出てぼんやりしていると何かが浮かんでくる。

部屋にいると絶対に浮かんでこない重要なことがしばしば顔を出す。

なぜなのか、未だに謎だ。


 この脳は、動きのあるものに触れないと働かないのではないか。

図書館で読むよりは、電車の中の方が捗る。

カフェで周りの人を感じながらの方が集中できる。

最近わかってきたこと。

それは、わたしの場合、集中可能なのは2時間だということ。

疲れが出たかな、と思って時計を見るといつも2時間経っている。

休みを入れて、それを繰り返せばよいことがわかってきた。



今日もプレスに入ると気を引くものが数冊。

その中の1冊を緑の呼吸を感じながら読む。

しばらくすると、緑の吐息のせいなのか。

素晴らしいアイディアが浮かんできた。

それが膨らめば素晴らしいということで、あくまでも核にしか過ぎない。

ただ、これまで何度も裏切られ続けている。

今度は実を結ぶのか。

いつものように、しばらく様子を見なければならない。









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