dimanche 6 mai 2012

短い間に起こり得る変容



昨日触れたことに関連して思い出したことがあり、目が覚める。
それは、一日にやれることは限られているというところ。
2007年の9月、これから始まるマスターのプログラムを読んでいる時に浮かんできたこの感想である。
果たしてこの短い間にこれだけのことができるのか。

半期の数か月などあっという間である。
その昔日本で通っていたフランス語のコースのことを思い出し、そう思ったのだろう。
そう言えば、最初のうちはこちらの大学とフランス語の学校を比較していた形跡もある。
しかし、コースが進むうちに変容していることに気付くことになる。

2年目の初めにも同じような感想を持った。
しかし、その時には1年目のこともあり、おそらく何らかの変化はあるだろうと楽観していた。
大変ではあったが、それ以前とは違う何かが生まれていると感じることができた。

マスターとは違い、ドクターには論文を書く以外に義務がない。
 おそらくそのためだろう。
教育を受けているという感覚にはならない。
これまでのところ、焦点を絞った研究をするというのではなく、思う存分羽を伸ばしたという印象だ。
これから専門の道を歩み始めると、短い間ではあるが変容の跡を感じる日が来るのだろうか。




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