このところ、振り返るという作業が自然に行われている
今、7年前のブログを読み返していた
そこから二つほど
ブログを書くという作業では、対象を目の前に出し、それを観察し、それについて考える
その点では、わたしの考える哲学的な要素がある
もう10年ほど続けてきたことになる
その間に感じていることは、生きることを後押ししてくれていたのではないかということだ
これは先日触れたこととも関係がある
つまり、ここでの営みが生きることに直接関わっていたということである
哲学的営みが、より善く生きる上で必須であることを示す証左になるだろう
もう一つ
丁度マスターの2年目に入った今頃、ある壁が消えて行ったと記されている
それは、こちらに来てから付き纏っていたクールの中でフランス語を話すことの恥ずかしさである
しかし、ある日突然、その抵抗感が消えていたとある
今となっては思い出さないが、おそらくこのような大小の壁が何度も崩れていたのではないだろうか
つい最近の経験で言えば、スートゥナンスがそれだろう
この場でも紹介したが、一年前にスートゥナンスに参加している
しかし、その時はその場に自分が立っている姿を想像さえできなかった
そして一年後、抵抗感なく当事者になっていた
大きな壁が崩れていたのだろう
少し離れて見れば、それは信じられないことである
いずれにしても、このような状態になるのには8年の時が必要だったということになる
その時間が長かったのか短かったのかは分からない
今はただ、そうであったとしか言いようがない
こちらに来た時点から今を眺めれば、想像もできなかった世界が広がっているのだろう
今の時点から眺めれば、それは現実にしか過ぎないのだが、、、
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