本日も雨交じりの空である
街に出て雑誌スタンドに入る
Le Point の社会面にお馴染みの顔がある
先月取り上げたばかりのマルセル・コンシュ(Marcel Conche, 1922-) さんだ
何事かと思いきや、昨年出た Epicure en Corrèze 『コレーズのエピクロス』がベストセラーになっているという
私生活、特に愛情生活について触れているところがあるためだろうか
以前に愛について書かれたものはある
しかし、今回は人生を振り返るという語りなので広く訴えかける力があったのかもしれない
コンシュという哲学者は、フランスでもほとんど知られていないのではないだろうか
そうだとすれば、92歳にして一般に知られることになった哲学者ということになる
今、日本の状況をグーグルで調べて、驚いた
2ページまでのほとんどはわたしが書いたものになっている
日本に専門家はいないということかもしれない
コンシュさんは言ったという
「唯一無二の人間になるためには、ある種の英雄的行為が求められる」
敢えて他の人と同じようになろうとしないこと
それは想像を超える勇気を要することなのだ、と言っているようにわたしには見える
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