シャルトル三日目は朝から雨で、気持ちが鎮まる
内省の時間が自然にやってくる
朝から雨の中を歩くのも気持ちが良い
中心部にあるエパール広場(Place des Épars)の前に銅像が建っている
台座に 「マルソーへ」 と刻まれている
調べてみると、フランス革命の時の将軍のようだ
その名は、フランソワ・セヴラン・マルソー (François Séverin Marceau, 1769-1796)という
16歳で軍隊に入り、フランス革命に参加、24歳で将軍になり、27歳で亡くなっている
エパール広場の噴水
朝はこの界隈のカフェでプティ・デジュネ
資料を読む
それから大聖堂横にある美術館に向かったが、丁度午前の部が終わるところ
仕方なく、この界隈のカフェで午後の開館時間まで過ごすことにした
この町のカフェではたばこを吸っている人をほとんど見かけない
テーブルの上に灰皿も置いてない、という印象があった
ひょっとして町が禁煙をしているのではないかと思い、吸えないんですか?と店員さんに訊いてみた
すると、苦笑いをしながら "Si ! Si !" と言って、灰皿を持ってきてくれた
久し振りに雨音を聴きながらのシガーとなった
L'Alter Ego (1999)
昼過ぎから雨が上がる
パリを思わせる空だ
特別展はドミニク・マルティネ(Dominique Martinet, 1948-2000) というサン・ジェルマン・アン・レー生まれの女流画家
Le Sage (1997)
下の作品のような抽象的なものも描いている
Verticalité-3 (1992)
一般展示では、宗教に題材をとったものも少なくなかった
ここでは聖パウロを3つほど
Saint-Paul (1540)
François Marchand (1500-1551)
Saint Paul
(16世紀ドイツ圏)
Saint Paul (1547)
Léonard Limosin (ca. 1505-ca.1577)
この作品は、十二使徒(Les Deuze Apôtres)の一人として描かれている
美術館は小さく、一時間ほどで観終わった
画集を一冊手に入れて帰ってきた
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