今日も午前中は雨
小やみになったお昼から外に出る
カフェで暫く休んでいると驟雨が
パリと似たような変化である
大聖堂の彫刻の案内を読んでいたが、その中に膨大な歴史の情報が詰まっている
大聖堂の彫刻の案内を読んでいたが、その中に膨大な歴史の情報が詰まっている
坂を下りたところで、朽ち果てそうなこの教会が現れた
聖ピエール教会
その壁を見ていると中世にまで引き戻されるような感覚が襲い、不思議な時間となった
横にはリセ・マルソー(Lycée Marceau)があった
1934~1935年の間、哲学者のメルロー・ポンティ(Maurice Merleau-Ponty)がここで教えていたという
また、ここの卒業生に首相だったジャン・ピエール・ラファラン((Jean-Pierre Raffarin)がいる
近くに政治家ピエール・マンデス・フランス(Pierre Mendès-France, 1907-1982)の石碑があった
彼の言葉、「統治するとは、選択することである」 が刻まれていた
暫くするとウール川が見えてきた
川の水は濁っていて、水泳禁止
雨上がりの空気を感じながら、川の流れの音と深い緑の中をしばらく歩く
人がいないのでこの空間を独り占めしているような気分になり、堪能する
帰りは急な坂を登らなければならなかった
途中、15世紀の詩人フランソワ・ヴィヨン(François Villon, 1431-1463)の名前が付いた小学校があった
今日も大聖堂に寄ってみたが、こんな景色が目に入った
全体の構図にうまく収まっていることに驚く
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