jeudi 7 août 2014

シャルトル四日目、ウール川周辺を味わう


今日も午前中は雨

小やみになったお昼から外に出る

カフェで暫く休んでいると驟雨が

パリと似たような変化である

大聖堂の彫刻の案内を読んでいたが、その中に膨大な歴史の情報が詰まっている

暫くして青空が覗き、この町の周りを流れるウール川l'Eure)の方に降りる





坂を下りたところで、朽ち果てそうなこの教会が現れた

聖ピエール教会

その壁を見ていると中世にまで引き戻されるような感覚が襲い、不思議な時間となった

横にはリセ・マルソー(Lycée Marceau)があった



1934~1935年の間、哲学者のメルロー・ポンティ(Maurice Merleau-Ponty)がここで教えていたという

また、ここの卒業生に首相だったジャン・ピエール・ラファラン((Jean-Pierre Raffarin)がいる



近くに政治家ピエール・マンデス・フランス(Pierre Mendès-France, 1907-1982)の石碑があった

 彼の言葉、「統治するとは、選択することである」 が刻まれていた
 
暫くするとウール川が見えてきた










川の水は濁っていて、水泳禁止

雨上がりの空気を感じながら、川の流れの音と深い緑の中をしばらく歩く

人がいないのでこの空間を独り占めしているような気分になり、堪能する

 

 帰りは急な坂を登らなければならなかった

途中、15世紀の詩人フランソワ・ヴィヨンFrançois Villon, 1431-1463)の名前が付いた小学校があった



今日も大聖堂に寄ってみたが、こんな景色が目に入った

全体の構図にうまく収まっていることに驚く





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